Tokyo

パリ展後の2020年秋、コロナ禍でにっちもさっちも行かぬ閉塞感のあるところに銀座SIX Leica Storeから展示をしないかという話があった。銀座のメイン通りの閑散とした風景が報道されている頃である。
私は三浦に住まっているが、東京へ出るのでさえ躊躇われるような時期であった。しかしライカを愛用している
写真家として大変名誉な話であり感謝しつつお受けした。未知の感染症の蔓延下、オンライン等作品展示のあり方を考える端緒ともなった。
2019年にフランスパリで開催されたZentsu Eguchi Photo Exhibition 「善-Zen」。その作品の中からライカモノクロームで撮影した作品をセレクトし、さらに新作を加えて4ヶ月ものロングランで発表した。